大手銀行が相次いで2016年7月の住宅ローン金利を発表しています。
三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行は、銀行の主力商品である10年固定型の金利を大幅に引き下げ、7月の顧客獲得を狙うようです。

三菱UFJ銀行は、変動金利の最優遇金利は0.625%と据え置きとなりましたが、10年固定金利の最優遇金利は0.550%と、6月の適用金利からマイナス0.3%と大幅に引下げられました。15年・20年固定も0.1%引下げています。他の期間は金利据置きとなっています。
また、来年3月までのキャンペーンとして店頭金利から差し引く優遇幅を拡大し、借り換え需要の取り込みに力を入れるようです。

三井住友信託銀行は、10年固定型の最優遇金利を現行より0.10%引下げ0.400%としています。三井住友信託銀行の子会社であり、ネット専用住宅ローンの提供を受けている住信SBIネット銀行でも大幅に金利が引下げられることは間違いないでしょう。

みずほ銀行は0.05%引下げて0.750%としています。

住宅ローン金利引き下げの要因は?

ここまで大幅に住宅ローン金利が引下げとなった要因は、やはり長期金利の利回りの低下です。
イギリスのEU離脱を決めた国民投票から、EU離脱へのプロセスが判明してきても市場の空気は「リスクオフ」のまま変わらず、28日には長期金利がマイナス0.230%とまたしても過去最低を更新しました。
また、かろうじて利回りがプラスの20年国債・30年国債にも投資資金が集まり、こちらも利回りの過去最低を更新しています。

このリスクオフの状態は、イギリスのEU離脱の道筋がはっきりするか、あるいは離脱を撤回しても混乱は簡単には治まりそうもありません。また、EUにしてもイギリスに続く離脱国を出さずにしっかりとまとめられるのか、そもそもの問題である難民問題をどう決着をつけるのかは不透明で、こちらも収束には時間がかかりそうです。
当面は、安全資産である円や日本国債に投資資金が集まることが予想され、長期金利が上がる要素はなく下がるか現状維持しかありません。こういった要因により、メガバンクの7月の10年固定金利の大幅な引下げとなったと考えられます。

7月に大幅な金利引下げが予想される住宅ローンは?

大手銀行は、全国に店舗を持ち、そこでは大勢の行員が働いているため、非常に大きなコストを金利に上乗せしています。その大手銀行が、銀行の主力商品である10年固定型金利をここまで大幅に引き下げるのは、正直に言って予想外の驚きでした。

そうなると、店舗や行員が少なくメガバンクと比較してコストの少ないネット銀行の7月の住宅ローン金利はどうなるのでしょうか。
低金利が売りのネット銀行がメガバンクに金利で負けていては話にならないので、これから発表されるネット銀行の住宅ローン金利も大幅な引下げが行われるのは間違いないでしょう。7月のネット銀行の長期固定型の住宅ローン金利に注目です。

<7月に大幅な金利引き下げになりそうな住宅ローン>
住信SBIネット銀行 公式サイト

じぶん銀行 公式サイト

楽天銀行フラット35 公式サイト

りそな銀行 公式サイト

 

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