固定期間選択型の住宅ローンといえば、10年固定金利などある程度の長い期間の人気が高いです。
2年・3年・5年と言った固定期間の短い住宅ローンも存在していますが、当サイトでは全くと行っていいほどこの短期固定金利は扱っていませんでした。それはメリットよりデメリットのほうが大きいと考えているからです。

しかし住宅ローンは利用する人によってそれぞれ正解が異なる商品です。そこで今回は先入観を捨てゼロから短期固定金利のメリット・デメリット、さらに他の金利タイプとの比較をしてみようと思います。

メリット その1「金利が低い」

「変動金利よりも低い金利が短い期間ですが固定させる」短期の固定金利のメリットはこの1点です。

金利タイプ
変動金利0.457%0.457%
(新規借入れで諸費用を含まない場合)
0.439%
(借り換えの場合)
当初2年固定0.420%0.400%
当初3年固定0.530%0.500%
当初5年固定0.550%0.510%

変動金利と5年以下の短期固定金利の金利を比較してみると、変動金利はここにきて金利が下がっているため、2018年2月の金利を見ても変動金利より低い固定期間は2年のみと、唯一のメリットは小さくなっていることがわかります。

デメリット その1「金利が確実に上がる」

これは2年や3年の短期固定金利だけでなく固定期間選択型の住宅ローン全てに言えることですが、固定期間の終了後には確実に金利が上がります。
固定間選択型は固定期間で金利下げて、固定期間終了後にはその損を取り戻すかのように金利が上がる金利タイプです。金利が上がることがわかっている場合には借り換えなどの対応策も取ることができますが、当初の低い金利に惑わされずにトータルで返済総額がいくらになるのかに注目する必要があります。

じぶん銀行住信SBIネット銀行の当初期間終了後の金利をみてみましょう。

当初2年固定当初3年固定当初5年固定
変動金利固定金利特約変動金利固定金利特約変動金利固定金利特約
0.760%1.660%0.770%1.670%1.680%1.690%
0.975%1.280%0.975%1.280%0.975%1.320%

2月の変動金利はじぶん銀行0.457%住信SBIネット銀行は「新規借入れの場合」に0.457%、「借り換えの場合」に0.439%です。2年や3年でここまでの水準に金利が上昇することは考えにくく、固定期間終了後の金利が以下に高いかがわかると思います。

デメリット その2「固定期間中は金利タイプの見直しが出来ない」

変動金利であれば固定金利への金利タイプの変更が可能ですが、固定期間選択型では固定期間中の金利タイプの変更は出来ません。金利が上がっても下がっても固定期間の終了を待たなければなりません。借り換えを行うことで金利タイプの変更は可能ですが、借り換えには諸費用が再び必要になりますし、手間もかかります。

短期固定金利を選ぶ人はこんな人

・2年後、3年後に確実に収入アップの見込みがある人
・返済に余裕があり10年や15年などの比較的短い期間で住宅ローンの完済の目処が立っている人

日銀の金融緩和により住宅ローン金利が低下している現状を考えると、このどちらに該当している人でも短期の固定金利ではなければならない理由はあまり無さそうです。

 

 

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