三菱UFJ銀行が属する三菱UFJフィナンシャル・グループは日本最大の金融グループであり、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスなど以外にも多くのサービス・子会社を手がけており、海外進出にも力を入れています。

三菱UFJ信託銀行が2018年春に住宅ローン新規融資から撤退するなどの動きも見せていますが、三菱UFJ銀行は11年連続で日本国内で住宅ローン取り扱いシェアが1位になっている「王者」です。

とはいえ、ネット銀行に圧され年々そのシェアは低下しています。

日本の金融業界においては三菱UFJ銀行をはじめとするメガバンクがはじめたことに地銀などが倣う慣習が強く、逆に言えばその審査基準も似ているといってもよいのかもしれません。

 

なお、メガバンクでもみずほ銀行や三井住友銀行はフラット35を扱っていますが、三菱UFJ銀行ではフラット35の取り扱いがありません(2013年で取り扱い終了)、本ページでは三菱UFJ銀行のプロパー住宅ローンについて解説していきたいと思います。

早速ですが、三菱UFJ銀行の住宅ローン審査は厳しいのか、審査基準を解説していきたいと思います。(審査に関する情報の前に、三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴と金利についても紹介したいと思います)

三菱UFJ銀行の住宅ローン

 

【はじめに】三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴は?

三菱UFJ銀行の住宅ローンが日本の中で最も利用されているということは逆説的に言えば、万人受けする特徴の無い住宅ローンであるということになります。

具体的に「特徴が無い」といえる点を具体的に提示するとすると、ネット専業銀行が打ち出す住宅ローンに見られる

■低金利

■住宅ローン借り入れ手続きの簡素化(ネット完結型)

■疾病保障の無料付帯

いずれも実現できてない点を上げたいと思います。

逆にネット専業銀行が実現できてないく、三菱UFJ銀行に実現できる特徴としては日本全国に多くの視点・店舗を有することで対面でのサポート・相談を受けてくれる点が大きいのではないでしょうか?もっとも、店舗を訪問することが面倒・時間が無いという方にはメリット・特徴にはならないのですが。。。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は安い?

次に住宅ローンで最も重要な金利について確認してみましょう。

三菱UFJ銀行のネット専用住宅ローンの2018年12月の金利は変動金利が0.525%、10年固定金利が0.800%となっています。ネット専用住宅ローンではない場合には年0.1%割高な金利となります。

気をつけたいのがこの金利には疾病保障が付帯していないことです。変動金利を中心にかなり割高であることは間違いなさそうです。

銀行名変動金利10年固定金利付帯する疾病保障
じぶん銀行0.457%0.640%がん50%保障が無料付帯
au住宅ローン0.457%0.640%がん50%保障が無料付帯
住信SBIネット銀行0.457%0.810%全疾病保障が無料付帯
楽天銀行(金利選択型)0.527%~1.197%~全疾病保障が無料付帯
楽天銀行(金利選択型)0.525%0.800%なし

三菱UFJ銀行のネット専用住宅ローンの2018年12月適用金利

 

三菱UFJ銀行の住宅ローン審査基準①利用できる人物像について

年収

三菱UFJ銀行の商品説明書に年収は明記されていませんが、同行ホームページにある住宅ローンシュミレーション機能によると、年収の下限は200万円となっており、200万円以下の年収を同行が審査対象としていない姿勢であることが分かります。

一般的に住宅ローンを利用するには年収300万円程度必要とされていますが、年収200万円以上とすると若干、審査基準は寛容であると言ってよいでしょう。

なお、多くの銀行でも対応している、ペアローンや収入合算に三菱UFJ銀行も対応しています。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの収入合算およびペアローン

 

年齢

借入時に20歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日までとしており、一般的な水準となっています。

なお、7大疾病保障を付帯させる場合には満56歳までの住宅ローン契約が必要です。

 

職業・勤続年数

次に三菱UFJ銀行の住宅ローンをりようできる職業と勤続年収について一覧化してあります。

職業勤続年数・業歴
会社員(サラリーマン)1年以上
会社役員3年
個人事業主・自営業3年
契約社員・派遣社員1年以上
アルバイト・パート申し込み不可

会社員(サラリーマン)、会社役員、個人事業主・自営業は利用可能ですが、アルバイト・パートは申し込み不可となっています。本来、三菱UFJ銀行がフラット35を扱っていれば、アルバイト・パートのかたも住宅ローンを利用できますが、三菱UFJ銀行では利用できない形となっています。

また、一般的に会社役員や個人事業主・自営業も住宅ローン審査には厳しい結果が出るとされており、こうした方が好んで利用しているフラット35(現実的に選択肢がないため)であり、三菱UFJ銀行では会社員以外の属性の方の審査申し込みでは厳しい審査結果が出る可能性もありますね。

 

健康状態

フラット35を除く、住宅ローンでは団体信用生命保険(以下;団信)への加入が必須となっています。

もちろん三菱UFJ銀行の住宅ローンも同様で団信に加入する必要があり、団信加入申し込み時に健康状態の告知が必要になります。

具体的には現在の通院状況、過去3年間の病歴・通院歴を告知する必要があります。この告知により団信に加入できず、住宅ローン審査に落ちる可能性があります。

三菱UFJ銀行では団信に落ちた方向けに加入条件を緩和したワイド団信も取り扱っています。

三菱UFJ銀行の住宅ローンのワイド団信

 

三菱UFJ銀行の住宅ローン審査基準②資金用途について

三菱UFJ銀行の住宅ローンの資金用途は

ご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金、住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用

とされており、リフォームなどにも対応しています。

なお、気になるのが多くの銀行の住宅ローンの資金用途には「ご自身または家族が住む住宅~」となっているのが、一般的ですが、三菱UFJ銀行では家族という文字がないですね。単身赴任などでご本人が住まいタイミングでの住宅ローン融資に対応してないなど何か注意すべきことがあるのかもしれません。

また、三菱UFJ銀行ではつなぎ融資に対応していますので、注文住宅を予定されている方には心強いものとなっています。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローン審査必要書類

必要書類正社員・契約社員自営業・個人事業主会社役員
住民票原本
運転免許証など
源泉徴収票
住民税特別徴収税額の通知書(納税義務者用)原本
住民税課税証明書原本
確定申告書および付表不要3年分3年分
所得税納税証明書確定申告している方は必要3年分3年分
法人の決算報告書コピー不要不要3期分
法人の法人確定申告書コピー不要不要3期分
その他物件に関する書類

 

三菱UFJ銀行の住宅ローン審査は厳しい?

三菱UFJ銀行の住宅ローンはフラット35を取り扱っていないため、会社員(正社員)以外にも厳しい審査結果が出ることも予想されます。

とはいえ、三菱UFJ銀行の住宅ローンは日本で最も利用されているものであり、過度に審査が厳しいということはないでしょう。

しかし、残念ながら三菱UFJ銀行の審査に落ちたという場合には公的な住宅ローンであり、フラット35への申し込みを行って見てください。

 

 

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